こうゆう書き方もあるのか
2003年8月6日荒俣宏監修の『知識人99人の死に方』という本を買いました。
タイトル通り、昭和に亡くなった小説家や漫画家、思想家等の
死因と死に際の様子をまとめたものです。
これがなかなかに興味深い。
戦争を挟んだ昭和という時代が、様々な形で影を投げているんですな。
そんななかで、一番興味深かったとゆうか印象に残ったのは
実は死にざまではなく、とある小説家の執筆スタイルだったりします。
その小説家とは第4回芥川賞受賞作家である石川淳。
一日の200本を吸うヘビースもーカーだけに死因は肺ガンです。
(とはいえ88歳まで長生きしてはりますが)
でまあ、奥さんの弁なのですが
「(執筆は)一晩に5、6行だったでございましょうか。3、4行ということもありました。1枚書くのは上の上の部類」
遅っ! これは非常に遅筆なはず。
その一方でこの人は、自分が書いたものに一切手直しをしなかった。
それだけ集中して熟考した末の結果が、5、6行の文字だったのですな。
やはり名を残す人は一味違いますなあ。感心しました。
真似できない凄さです。
追記
明日は台風が来そうなのに歯医者だべよ。
毎回、天候が優れない日に通院しております。
タイトル通り、昭和に亡くなった小説家や漫画家、思想家等の
死因と死に際の様子をまとめたものです。
これがなかなかに興味深い。
戦争を挟んだ昭和という時代が、様々な形で影を投げているんですな。
そんななかで、一番興味深かったとゆうか印象に残ったのは
実は死にざまではなく、とある小説家の執筆スタイルだったりします。
その小説家とは第4回芥川賞受賞作家である石川淳。
一日の200本を吸うヘビースもーカーだけに死因は肺ガンです。
(とはいえ88歳まで長生きしてはりますが)
でまあ、奥さんの弁なのですが
「(執筆は)一晩に5、6行だったでございましょうか。3、4行ということもありました。1枚書くのは上の上の部類」
遅っ! これは非常に遅筆なはず。
その一方でこの人は、自分が書いたものに一切手直しをしなかった。
それだけ集中して熟考した末の結果が、5、6行の文字だったのですな。
やはり名を残す人は一味違いますなあ。感心しました。
真似できない凄さです。
追記
明日は台風が来そうなのに歯医者だべよ。
毎回、天候が優れない日に通院しております。
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